ACTION REPORT

つくれる人を、つくる – 自主実践プロジェクト

公開: 2026.06.01   MON

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今日もお仕事お疲れさまです。丹青社CMIセンターのMです。

突然ですけれども、皆さま。
「私は〇〇のプロです」と、ご自身のことを表現できますでしょうか。「プロになれた」と胸を張れる瞬間って、いつ、どこからやってくるのでしょう。

CMIセンターでは、プロとしての提案力を鍛えるために、若手主体で企画から検証までを回す『自主実践プロジェクト』という名の取り組みを続けています。

本日は、その取り組みがどのように考える筋力を育て、仕事の現場に還元されていくのかをご紹介します。

「プロ」への一歩は、誰かの「いいね」から


  • 『超文化祭2024』で公開した『お見送りAR』

「自分が考えたことに賛同してくれる人が増えたとき、ようやく自分はその職業のプロだと思えるようになった。」

これは、『自主実践プロジェクト』を立ち上げたリーダー・石田の心に残っている言葉です。昔、お仕事をご一緒したある研究者の方が仰っていたそうです。

自分が信じて形にしたものに、誰かが「いいね」と言ってくれる。その賛同の積み重ねが、プロとしての自信と責任を育んでいきます。



普段の私たちは、万博のパビリオンや話題のデジタルアートミュージアムなど、空間づくりの最前線で走り続けています。お客さまの想いを形にし、多くの喜び(=賛同)をいただく毎日は、私たちの誇りです。

ただ、その最前線で120%の力を出し続けるためには、自らの感性と技術をゼロから磨き抜く「研鑽(けんさん)の場」も欠かせません。 それが、5年前から続くこの活動です。


上は、『自主実践プロジェクト』の一幕。一見すると楽しそうな風景ですが、実態は、会社から相応の予算と時間を託された、本気のトレーニングの場なのです。

「考える筋力」を鍛え、プロの階段を登る


2021年に始まった『自主実践プロジェクト』は、若手が主体となって「まずは自分たちでやってみる」というスタンスを貫いています。

舞台は、港南にあるラボ『Mk_3(マークスリー)』。
ここでは、普段のプロジェクトでは分業されがちな「ゼロからの企画」「試行錯誤」「スケジュール管理」、そして「お客さまへの説明」までをすべて自分たちの手で完結させます。

「何をつくるか」を考え、実現方法を判断し、期日までに形にする。そして当日は、自分の言葉で説明して、お客さまに楽しんでもらう。

このサイクルを繰り返すことで、「考える筋力」を鍛えていきます。
ここで得た経験値が、巡り巡ってお客さまの大切な物件へと還元されていく。と、思うのです。


  • 『自主実践プロジェクト』3つの柱|①空間をデジタルで変容させる実験・実証/②アライアンスの加速的推進と開拓/③社内人材育成・強化

形になった、空間に「新しい視点」を与えるプロトタイプたち


■AIRエアホッケー(デジタルインタラクティブゲーム/2022年)

『自主実践プロジェクト』のデビュー作。道具を使わず“AIR”(センサー反応)でボールを打ち合うゲームです。

丹青社の本社には、長さ12mもあるビックテーブルがあるのですが、これを見たプロジェクトメンバーが、 テーブル → 卓球 → (でも、このテーブルだと大きすぎてボールが届かない……) → デジタルならできる!!

と連想したことから生まれたのだそう。ここからプロジェクトがはじまったのかと思うと、感慨深いです……。

ちなみにこの『AIRエアホッケー』、単なる試作では終わりませんでした。「自社のイベントで使いたい」とお声がけをいただき、企業さまのリアルイベントで実際に採用いただいたのです。自主実践でつくった試作が、お客様の現場で本番運用される。私たちが目指した流れが、ひとつ形になった瞬間でした。


■Walk to Mk_3(ナビゲーションアプリ/2023年)

位置特定技術を使ったナビゲーションアプリです。街の景色にスマホをかざすと、CMIセンターのオリジナルキャラクターの3匹がひょっこり現れて、目的地までエスコート。ときどき後ろを振り返ってくれる様子が、なんとも愛らしいのです。

最新の技術を、ただの「機能」で終わらせず、ワクワクする体験へと翻訳すること。これこそが、私たちの腕の見せどころです!




  • キャラクターは、ねこ / Cat、蛾 / Moth、イグアナ / Iguana。お気づきでしょうか。頭文字を並べると「CMI」になります。

  • キャラクターデザインを担当した木下と、3Dプリンターでフィギュアを制作した片岸。(ほかにも3Dモデリング担当メンバーがいるのですが写真がなく……すみません)

締めくくりは、成果発表の場『超文化祭』


毎年秋には、成果をお披露目するイベントを開催しています。学校の文化祭が学習成果の発表の場であるように、私たちの『超文化祭』は『自主実践プロジェクト』の集大成。

準備でヘロヘロになったとしても。来場者の皆さまの笑顔や「いいね」という反応に触れた瞬間、メンバーの目はパッと輝き出します。

「自分が考えたことに、賛同してくれる人がいる」――。その確かな手応えこそが、彼らを突き動かす一番のエネルギーになるようです。

「考え、つくり、自分の言葉で説明し、お客さまを楽しませる」。
この循環を繰り返すことが、一人ひとりを本物のプロフェッショナルへと押し上げ、企画提案の精度を一段階引き上げていくのです。

それが、私たちが5年間このプロジェクトを続けている理由です。

“つくれる人をつくる”自主実践プロジェクト。2026年の『超文化祭』では、さらに成長した彼らが、どんな新しい視点を空間に与えてくれるのか。そして、どんな「賛同」を生み出すのか。その様子も、またこちらでお届けしますね。どうぞ、お楽しみに。

取材・文:CMI編集チーム・M

こんな相談、お待ちしています

  • まずは雑談から—「うちでも何かできる?」のライトな壁打ちから歓迎です
  • Mk_3を見てみたい—港南のラボやスタジオをご案内します(展示物の体験は可能な範囲で)
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CMIセンターは、空間体験の価値を最大化・最適化する、丹青社の専門チームです。